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経済学研究科「アカデミアと現場をつなぐ経営サマースクール」の第3回を開催しました

 2025年9月13日(土)、経済学研究科の企画である「アカデミアと現場をつなぐ経営サマースクール2025」の3回目(最終回)をJ:COMホルトホール大分サテライトキャンパスおおいた講義室にて実施しました。11名が参加したセミナーでは, 松谷 葉子 准教授から「ハイパフォーマーのセルフマネジメント」という演題で講演がありました。

 講演に先立ち、詳しめの自己紹介がありました。松谷准教授は、大学で電子工学を学んだ後、医療機器メーカーでエンジニアとして働き始めましたが、経営コンサルタント会社などへの転職を経て、大学院で経営学を学び、大学教員に転身しました。さらに大阪でのカフェ経営などを経て、2022年より本学に着任というユニークな経歴をおもちです。

 講演の主題であるセルフマネジメントとは「自己実現や目標達成のために、自分自身の感情、思考、行動、心身状態などを自身で管理しすること」です。ビジネス雑誌などの記事を参照しながら、セルフマネジメントとしての1日の時間の使い方の事例を複数紹介しました。その上で受講者の皆さんに、平日と休日の24時間の使い方をグラフ化してもらい、休息の重要性を指摘し、短時間の昼寝の効果や良質な睡眠のとり方などを指南しました。さらにセルフマネジメントのための瞑想の大切さを2分間実習を交えて参加者と共有しました。

 講演後には,ワークライフバランスからワークライフブレンドへの切り替え方法や先生ご自身の瞑想の方法などについて質問が寄せられ,講師との間で活発な意見交換がなされました。講演終了後、大学院経済学研究科の短い紹介を行ってから、散会としました。