学外コンテストへの挑戦～国際金融論ゼミ

国際金融論ゼミでは、金融や国際金融に関わる様々な諸問題について調べ、考察するゼミです。ただ、理論を学ぶだけではなく、実務経験のある教員の下で実践的な金融市場の動向も分析します。また、日本経済新聞社が主催する「学生対抗円ドルダービー」や「日経ストック・リーグ」などの学外のコンテストに参加します。コンテストには、１，２年生が受講する「導入セミナー」や「中期演習」の学生も参加でき、他大学の学生と競い合います。中でも「学生対抗円ドルダービー」は2014年から参加しており、これまで２度全国総合優勝を獲得しています。このコンテストは、中学校以上に在学中で同じ学校に所属する３人以上がチームを組み、その年の６、７月末の東京外国為替市場の円ドルレートを予想し、２回の予想を通じて実際のレートとの差が最も小さかったチームを優勝とするものです。コンテストの結果は日本経済新聞に掲載されます。入学して間もない新入生でも、新聞の簡単な解説記事や過去のデータなどを用いながら為替レートを予想するうちに、いつの間にか国際金融の基礎知識の一端を学んだり、グローバルな視点から時事問題について考えるようになります。