第19回イノベーティブ経済セミナーを開催しました
2022(令和4)年1月29日(土)、コロナ禍により2年にわたって休止が続いていた、大学院経済学研究科イノベーティブ経済セミナーをJ:COMホルトホール大分サテライトキャンパスおおいた講義室にてハイブリッド方式にて開催いたしました。感染対策を実施した会場に14名、オンラインに7名の合計21名の参加者が集まりました。セミナー冒頭に、大学院委員長の宮町教授からあいさつと講師紹介があり、続いて本学経済学部社会イノベーション学科の仲本大輔 准教授から「新型コロナウイルス禍における本業回復に向けての戦略 ~鉄道会社を事例として~」という演題で講演がありました。講演では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う働き方の変化が紹介された後、各地の鉄道会社がコロナ禍にどのように対応しているかが紹介されました。とりわけJR九州が鉄道利用客を増加させるために試みている様々な需要喚起策について利用者目線での紹介がありました。
講演後には、会場、オンラインの両方から質問が複数寄せられ、JR九州の本業以外の収益状況などをめぐって活発な議論が行われました。セミナーの最後に、共催団体である四極青雲会(経済学研究科同窓会)の木本会長よりご挨拶をいただきました。オミクロン株の感染拡大が続く中、開催が危ぶまれましたが、今後とも、対面とオンラインを上手く組み合わせながら、本セミナーを開催することで大学院研究科の有する知見を多くの皆様と共有していく予定です。