知識だけでなく実践する力も身につけて
常廣 美羽さん
経済学部 社会イノベーション学科
在校生(大分県立高田高等学校卒)
大分大学では、知識や概念を学ぶ授業のほかに、社会で実際に活躍している方の話を聞くことができる授業があります。様々な分野の地域活性化に向けたアプローチを知ることで、授業で学んだ概念や知識が実際の現場でどのように活用されているのかを学ぶことができます。さらに、大学の外に出て自分たちの目で地域の課題を見つけ、その解決策を提案する実践型の授業も充実しており、グループワークを通して自分一人では思いつかないような新たな発見やアイデアを見つけることができます。このように大分大学では、知識や概念などを座学でインプットした後、それが現場でどのように活用されているのかケーススタディを行い、自分たちで実際のアイデアとしてアウトプットができるしくみが作られています。これらを何度も繰り返していくことで、地域が直面している課題を解決するために必要な視点を得ることができます。特に、社会イノベーション学科では、企業の方や課題提供者の方にアイデアをプレゼンする機会が設けられている授業が多くあり、優秀なアイデアには最優秀賞などが与えられます。一方で、厳しい評価や鋭い指摘を頂くこともあり、ただアイデアを提案して終わりではなく、足りなかった視点や指摘された部分の改善策を考えるところまで取り組むことができます。
また、私は「おおいた共創士」を2年次に取得し、現在は「おおいた共創士『匠』」の取得に向けて勉学に励んでいます。これらの認証にあたっては、自分のアイデアやグループワークにおける様子を外部の方に客観的に評価して頂き、アドバイスを頂くことで自分の短所や長所を知ることができます。自分の努力が資格という形に表れることで、モチベーションの維持にも繋がっており、新たなことに挑戦し続けることができている理由にもなっています。残りの2年間も自分自身の成長のために様々なことに挑戦し、充実した大学生活にしていきたいです。