先輩からのメッセージ

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学生時代の経験が“今”に生かされています

山﨑 芽唯さん

経済学部 経営システム学科

卒業生(大分県立大分商業高等学校出身)

グランシアタでの公演や美術館の企画展など幅広い事業を行う大分県芸術文化スポーツ振興財団の総務課に所属し、主に財団に関わる支払いや収入の伝票作成、銀行とのやり取り、支払いまでの一連の業務を行っています。iichiko総合文化センターや大分県立美術館は大分県民の皆様にとって身近な施設であり、生活や心に潤いを与えられる場です。私は、直接お客様と関わる機会はありませんが、そこでの活動を支えられていることを誇らしく思っています。
現在の仕事は、学生時代の学びがベースになっています。一つは簿記や会計の知識を実践的な部分で生かせているところです。テキスト上で勉強した簿記と、現在行っている業務の中の簿記では違う部分も多いですが、知識や会計の流れは非常に役立っています。
また、子ども食堂での学習指導員(アルバイト)の経験も大きな糧となっています。子ども食堂での活動は、学習指導員である学生が主体となって行っていたため、どうすれば子どもたちが安心して過ごせるかを常に考えていました。そのために毎日ミーティングを行い、話し合いや情報交換がしやすい環境づくりに取り組み、学生同士はもちろん、本部の方々やゼミに関わる大学の教授とのコミュニケーションも大切にしていました。その考え方、流れは今も変わりません。多くの部署や企業と関わる中で、どうすれば円滑に業務が進められるかを常に考えながら仕事に取り組んでいます。円滑に業務を進めるために、同じ部署だけでなく他部署の方とも積極的にコミュニケーションをとり、信頼し合える関係を築けるよう心掛けています。
経済学部は、1年次、所属学科が決まっていないので、経済学の幅広い分野を学ぶことができ、そこで興味を持った分野や将来の夢につながる学科を選択できるのがよいところだと思います。ゼミの活動も楽しく魅力的です。大学生活では多くの出会いがあり、それが広がっていくのが楽しいです。皆さんも様々なことに挑戦し、充実した時間を過ごしてください。