在学中に身につけた 柔軟性、考える力が支えに
竹本 慧璃奈さん
経済学部 地域システム学科
卒業生(大分県立別府鶴見丘高等学校出身)
私は自身の創造力やチャレンジ精神を地元・別府市の課題解決に活かしたいと考えていました。そのため、地元でのイベントやボランティアに参加しながら、目標を叶えるために必要な将来を見据えた専門的知識もしっかり学ぶことができる大分大学を志望しました。
現在は別府市役所の介護保険課の管理係に所属し、主に介護保険料に関する事務手続きを担当、窓口に来庁された方の対応・相談や事務処理を行なっています。この仕事のやりがいは、「別府市をより良くするため」や「市民のため」に何が出来るのかを考えながら業務を行い、地域の課題解決に参加できるところです。多様な業務に関わりながら幅広く知識を習得できる点も市の職員ならではの魅力だと思います。また、先輩や同期たちは地元愛が強く、チャレンジ精神に溢れた人ばかりなので、切磋琢磨しながら成長することができます。
大学時代は日々の生活や、アメリカ・ベトナムへの留学を通して、たくさんの人と出会い、様々な生き方や価値観に触れ、自分自身の感性の軸に気付くと共に、柔軟性を身に付けることができました。市役所ではどんな業務においても、上司や同僚との協力が必要です。市民の方とのコミュニケーションをとる場面も多く、相手の意見や立場を尊重し、理解することが求められます。柔軟性は仕事面で大いに役立っています。
また、私の所属していたゼミは外国の先生で、授業は全て英語で行っていました。先生が主体で授業を進めるのではなく、プレゼンテーションや、ディスカッションを行ったり、自分たちでトピックを持ち寄ることも多く、自分の意見をしっかり持ち、伝えることを学びました。それが今の自信に繋がっています。大学は勉強して知識を得るだけでなく、さらにその先を見据え学ぶための場所だと思います。特に「自ら考える力を養うこと」「チャレンジすること」が大切です。皆さんにも自分の感性を大事に、自ら考え、新しいことへ踏み出して欲しいと思います