先輩からのメッセージ

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夢を実現し、次のステップ=地域貢献に

安藤 達哉さん

経済学部 経営システム学科

卒業生(2016年3月卒業)

現在(2022年2月)は、ザ・リッツ・カールトン東京に所属していますが、春からは大分県に戻って地方活性化の事業を大学時代の友人と始めます。

私は、大分大学へは編入学で2年間在籍していました。学生生活では、県内大学横断のコミュニティを作り、行政や県内の経営者と共に様々なプロジェクトを行ってきました。例えば、府内や竹町で、学生が運営する移動式カフェを隔週で開店していました。そのほかにも、同年代のAPU生が経営する中央町のバーを拠点としてイベントを開催してきました。その彼とは、ビジネスパートナーとして新たに事業を始めていきます。リッツ・カールトンへの就職は少しイレギュラーです。

当時、東京拠点で新卒採用は行っていませんでした。しかし、リッツ・カールトンで働くことは中2の頃からの夢で、大学4年生の冬にアルバイトを募集していることを知り、応募して働いたところ、最終日にマネジャーから声を掛けられ、夢を実現することができました。入社式では新入社員代表としてスピーチも担当しました。そこでは、「このホテルの総支配人になる」と宣言し、実際にその心づもりで過ごしてきました。僕自身、誰よりもファミリーだと思っているし、リッツ・カールトンへの愛もあるし、従業員も素晴らしい仲間ばかりでした。その反面、自分がいくらリッツ・カールトンに共感してコミットしても、それは創業者の思いの手伝いでしかなく、創業者を超えることができないとも感じていました。共感ではなく、自分自身で作り上げなくてはいけないという思いから、自分で事業を創っていこうと考えるようになりました。

大学生活を思い返すと、年が近くて、似たような価値観を持った仲間がいたことが人生で大きな財産になっていると思います。そういった仲間がいるからこそ、夢を見つけ、その夢に向かって進むことができました。大分大学で学ぶ皆さんには、そういった仲間を是非見つけて欲しいと思います。