先輩からのメッセージ

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大学時代の経験全てが仕事に生かされています

堀 真奈美さん

経済学部 地域システム学科

卒業生(大分労働局勤務)

大分大学へは、地元である大分を活性化させたいとの思いで入学しました。経済学部の地域システム学科を志望したのは、地域社会活性化のため、地域社会が直面する様々な問題について学ぶことができるということを知ったからです。

現在は労働基準監督官として、大分の人々が安心して働ける職場環境を実現するために、労働基準関係法令に基づき、事業場や建設現場等に立ち入り、必要な指導を行い、労働条件の確保・向上と、働く人の安全や健康の確保ができるよう取り組んでいます。監督指導を通じ、職場の労働環境が改善されたときは、労使双方の役に立てたと嬉しく思いますし、働く人の権利が実現され、事業主からも信頼してもらえたときは大きなやりがいを感じます。

大学生活での授業やアルバイトの経験全てが現在の仕事につながっていると感じています。在学中に受講した労働関係法の授業で、労働とは何かということを学び、アルバイトで実際に働くということを経験し、職場の労働環境が仕事をする上でどれだけ重要なのかを実感することができました。生活する中で欠かせない労働という点で、働く人が安心して働けるようにすることも地元の活性化につながるのではないかと考えたのが、現在の仕事である労働基準監督官を目指したきっかけです。
大分大学の経済学部は少人数で、経済学や経営学についてはもちろん、民法や労働法といった様々な分野についてしっかり学習することができます。また、勉強以外にもたくさんの楽しい出来事が待っています。私にも経済学部自治会メンバーで参加した府内戦紙など忘れられない大切な思い出がたくさんあります。

大学では、活躍できる世界が広がり、自分を成長させることができます。4年間という限られた時間を大切に過ごし、多くのことを学び、将来の自分の財産にしてほしいと思います。