経済学研究科「第28回イノベーティブ経済セミナー」を開催しました
2026年(令和8年)2月14日(土),大学院経済学研究科イノベーティブ経済セミナーをJ:COMホルトホール大分サテライトキャンパスおおいた講義室にて開催いたしました。共催する四極青雲会(大学院同窓会)のメンバーを中心に10数名の参加がありました。大学院経済学研究科長の高見教授の冒頭のあいさつ,講師紹介の後,大分銀行アライアンス統括部長兼大分銀行アセットコンサルティング室長の大石顕志氏から「2026年の経済環境と投資戦略」という演題で講演がありました。
大石氏は野村證券株式会社勤務の後,2024年10月より現職に就任されました。就職時に証券会社を選択されたことについて先見の明があったなどの逸話も交え終始軽妙な語り口で,会場内は和やかな雰囲気に包まれ,充実したセミナーとなりました。
講演は,近年の日本のインフレの状況,世界のGDPの今後の展望と新興国,米国,日本の位置づけについての国際比較から始まりました。そして,最近の日本の株式市場の状況と企業改革,日米の個人の金融資産の保有内訳と背景,株主還元策の展望の後,日本の公的年金積立金の資産構成と関連させての資産配分のあり方について,豊富なデータと根拠に基づいて多角的に論じられました。大分大学では学部生向けに大分銀行・野村證券寄附講義「証券投資と資本市場の役割」が開講されていますが,世代を超えた金融教育の観点から本日も重要な論点が提示されました。
講演後の質疑応答では,インフレに伴う貨幣価値の下落についての意見交換が行われました。そして,セミナーの最後に,四極青雲会の伊藤会長より今回,大石氏に本セミナーでの講師を依頼された経緯も含めご挨拶をいただきました。今後とも本セミナーを開催することで大学院経済学研究科の有する知見を多くの皆様と共有してまいります。


