地域システム学科

地域システム学科とは

地域システム学科は、地域社会の活性化という実践的な目標に基づいて、経済、法、行政、福祉など地域に住む人々の生活の様々な領域を学問的に教育研究する学科です。今日、地域社会が直面する様々な問題に学問的に対応し、また地域社会の国際化という観点から、外国語および外国文化の学習や研究がたいへん大切になっています。地域システム学科には、これらの諸問題に対応するため地域情報文化論、地域経営論、地域行政論の三つの講座グループがあります。

 

地域情報文化論においては、異文化間コミュニケーション論、英米アジアなど各地域言語文化論などを学習し、多文化共生社会の基盤を学ぶとともに、実用的な外国言語の運用能力の養成と向上を目指しています。

 

地域経営論においては、地域の経済社会の構造、都市と農村の現代的問題とその対応策、地域の生活、福祉の実情を調査研究し、課題と対応策などを中心に学習します。

 

地域行政論においては、行政学、憲法、行政法などの様々な分野から、今日の地域社会における地方行政の諸問題を究明するとともに、民法、労働法など私法分野の学習から、地域社会における経済活動や市民生活に関する法的な諸問題を研究し学習します。

講座グループ紹介

地域情報文化論講座

現代中国社会論 包 聯群 教授

 

中国は1990年代から急速に経済発展を成し遂げ、その名目国内総生産(GDP)は2010 年に初めて日本を上回り、以降、その差はさらに開いています。一方、経済発展に伴い、中国において様々な社会問題が生じています。本講義では、中国社会を対象に、中国地域社会の全体像を把握し、その諸問題を取り上げます。例えば、中国の教育、環境、都市化、食品、格差、民族問題などについて紹介し、中国に対する理解を深めていきたいです。

地域経営論講座

地域課題の解決に向けた多角的な視点 久木元 美琴 准教授

 

私たちが暮らす地域を、よりよく住みやすい場所にしていくには何が必要でしょう か。成功譚や理想論ではなく、冷静かつ現実的な対応策を考えていくことが求められ ています。地域課題と一口に言っても、その要因や対応は様々です。経済・社会的条件を把握し、その地域が現在置かれた状況下においてどのような対応が可能であるのか。問題解決のために、地域内の多様な主体や資源をいかに活用していくのか。地域経営論で、理論と事例を往復しながら、地域課題の解決に向き合える能力を養います。

地域行政論講座

「法律」を通じて「社会」を見つめる 秋山 智恵子 准教授

 

現代社会では、私達の日常生活も、企業の経済活動も、国家の仕組みも、様々な「法 律」によって規律されています。「法律」学には、「無機質な条文を暗記し、機械的に事件に適用する学問である」というイメージがあるかもしれません。しかし、「法律」を「学ぶ」ということは、実際の紛争の解決を知だけではなく、「法律」が達成を目指す「価値」、実現しようとする「社会」を探求することでもあります。身近で具体的な問題から社会・国家という大きな問題まで、「法律」という小さな視点から「社会」という大きな視野を展望してみませんか。