大分大学経済学部について

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理論と実践をバランスよく学ぶ

本学部は、理論と実践をバランスよく学ぶことのできる教育研究体制を重視し、多彩な教員を擁するとともに、多様な教育プログラムを提供しています。同時に、本学部の伝統である少人数教育を掲げ、すべての学年においてゼミナールに所属、教員の学問と人格に触れながら学ぶ体制を整えています。こうしたきめ細かな指導を通じて、学生の個性や多様な能力を伸ばすとともに、基礎的な能力と幅広い教養を身につけた人材を養成することをめざしています。

経済学部の特色

経済社会のグローバル化へ対応

経済社会のグローバル化への対応をあげることができます。この中心になっているのは、海外の大学への1年間の留学を組み込んだ「国際ビジネスプログラム」です。もちろん、外国語教育や国際経済・国際関係の理解を深める授業も数多く開講されています。このほか、2004年から本学部が中心となって国際学生フォーラムを開催していますし、海外から著名な研究者を招聘した講演会、シンポジウム等もしばしば開催されています。これらを通じて、地域にねざしつつも国際的な視野をもって考えることのできる人材が育ってほしいと考えています。

地域経済や地域社会についての教育研究

「地域システム学科」にみられるように、地域経済や地域社会についての教育研究です。教育面では、地域経済・地域社会に関する豊富な授業を開くとともに、大分銀行の寄付講義「地域と経済」を開講し、地域経済界のリーダーの方々に講義をお願いしています。研究の面では、1941(昭和16)年に設置された経済研究所が中心になって地域開発・地域経済に関する研究を推進してきましたが、2007(平成19)年には新たに「地域経済研究センター」が設置され、ここが地域経済の研究拠点となることをめざしています。

社会人学生にも開かれた大学院経済学研究科

大学院経済学研究科は、1977(昭和52)年に設置され、高度な専門教育を行ってきました。1994(平成6)年には昼夜開講制を導入するとともに社会人学生を積極的に受け入れ、専門職業人の養成に努めてきています。1999(平成11)年には経済社会の急速な変化に対応し、教育研究の一層の高度化をはかるため「経済社会政策専攻」と「地域経営政策専攻」の2専攻に再編しました。さらに2006(平成18)年には、大学院生の多様なニーズに対応するとともに、体系的な大学院教育を通じて専門職業人を育成するために、養成する人材像にあわせた「コース制」を導入しました。

博士後期課程「地域経営政策専攻」

2007(平成19)年にはグローバル化する現代社会にあって、地域経済の発展をめざし、地域づくりを担う、高度の専門性をもつ人材を養成することをめざして、新たに博士後期課程「地域経営政策専攻」を開設しました。

経済学部の教育

一人ひとりの個性を伸ばす少人数教育

経経済学部では、セミナー・演習による少人数教育に力を入れています。1年次から4年次まで、どの学期にもセミナー・演習があるのは本学部の特徴です。
セミナー・演習は、教員と学生、学生同士の集団的なやり取りの中で、学生自らが主体的に参加する実践的な授業科目です。基礎的な知識・理論・知的技法を習得するとともに、学生自身が自らの問題意識や課題を発見して学習すること、また報告や討論する力を伸ばすことが重視されます。

IBP(インターナショナル・ビジネス・プログラム)

協定校への半年から1年間の留学による単位取得を柱として、国際社会で活躍できる人材の育成を目指すプログラムです。

留学前

留学希望の学生は、1年次より演習などの教育上の支援制度に基づき、留学への準備を進めます。

留学中

留学中も所属する演習の担当教員からWeb等で指導を受けます。交流協定校で履修した単位は、卒業要件上の単位として認定されます。

帰国後

留学成果を卒業論文などに反映させるよう取り組みます。卒業とともに、本プログラムの修了を証します。

※本プログラムでの留学に関しては、JASSO日本学生支援機構の特別奨学金および下記の経済学部「久保奨学基金」など、いずれも返済義務のない給与奨学金制度を整備しています。

学生力を磨けば、伝統がバックアップ!就職支援室

経済学部就職支援室は、就職委員の教員と職員スタッフから構成され、就職ガイダンスや学内会社個別説明会の開催、エントリーシートの個別指導、企業訪問による求人開拓、ゼミ訪問等の活動を通じて、学生の就職活動をサポートしています。就職環境に関わらず90年を超える伝統に支えられた信用により1,300件を超える求人が寄せられ、地元大分はもちろん、九州各県から京阪神や東京で数多くの先輩が活躍しています。