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学生・教員・企業人による
ソーシャルイノベーションを考えるプロジェクト

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2016.02.04 ソーシャルイノベーションを考えるアイデアソンの開催と見学者募集について(2015年度第2回)

大分大学経済学部(学部長:市原宏一、以下:経済学部)は、豊の国優良住宅推進協議会(日本ハウジング(株)馬場鉄心)、富士通総研(代表取締役社長:本庄滋明、以下FRI)と連携し、学生・教員・企業人によるソーシャルイノベーションを考えるアイデアソンを実施します。また、その一環として2月22、23日にアイデアソン(注1)を開催します。大分県産材を活用した新しい生活体験の創出を目指して、本取組みを社会に開かれたものとし共創の輪を拡げていきます。

● 取り組み主旨
 経済学部では、昨今の社会的・経済的な背景を踏まえ、多様な主体によって課題を探究・解決するソーシャルイノベーションを起こすためのメソッド開発・人材育成を企業や公的団体と連携して取り組んでいます。
 2015年度2回目(注2)となる今回は、大分の県内の工務店やハウスメーカー、森林組合約50社からなる豊の国優良住宅推進協議会と、新事業・サービス開発コンサルティング及びアイデアソン/ハッカソン運営に実績のあるFRIと共に“Social Innovation Challenge for Oita –大分に新たな生活スタイルを創り出そう-”と題したソーシャルイノベーションについて考えるプロジェクトを実施します。
 本プロジェクトは、様々な用途が考えられ、経済への影響も大きいと言われる大分県産の木材を学生と教員・企業人がブランディングし、大分県の新たな魅力を生み出すことを共通のテーマとしています。プロジェクトを通じて、経済学部の学生はソーシャルイノベーションのための所作や視点を学ぶことを、豊の国優良住宅推進協議会は、大分県産材の魅力を高めるための共創活動の試行、FRIはソーシャルイノベーションにつながる新たな価値の発見とコミュニティ作りを目指します。
 そのため、教員や企業人が学生に対して“教える/指導する”ではなく、お互いの立場を越えて学生、教員、企業人がフラットな関係性のもとアイデアを出し、形にしていく“共創”を重視しています。
 プロジェクトは2月8日にキックオフ(注3)し、2月11日に県産材を活用した住宅、由布市にある森林(協力:九州林産)のフィールドワークを通じて大分県の木材への理解を深め、2月22、23日に生活シーンにおける新たな木材の利活用を考えるアイデアソンを実施します。なお、フィールドワーク・アイデアソン当日は、共創の輪を拡げるために見学者を募集(事前申し込み制)致します。
 本取組みをきっかけとして、経済学部は地域企業・各公的セクターと、豊の国優良住宅協議会は県の大学・大学生をはじめとする各所とのつながりを深め、大分県産材の新たな魅力の開発を目指します。また、FRIは地域と企業・大学をつなぎ、イノベーションを創出に寄与していきます。


授業風景(2015年2月)              本取り組みのコンセプト

● 実施概要:
 1.テーマ:Social Innovation Challenge for Oita –大分に新たな生活スタイルを創り出そう-
  サブテーマ:県産材を使った新たなプロダクト・サービスをIoTで考えよう
 2.フィールドワーク・アイデアソン実施日時・場所:(注3)
  ・フィールドワーク:2月11日(木・祝)*場所・ルートはお問い合わせください。
  ・2月22日(月)23日(火) 両日とも10:00~17:30(予定)大分大学
 3.運営
  ・主催:大分大学経済学部
  ・共催:豊の国優良住宅推進協議会(プロジェクトパートナー)
      富士通総研(プロジェクト企画・運営パートナー)
  ・協力:富士通デザイン株式会社(メディアパートナー)

● プロジェクトロゴ・メッセージ


「探しに行こう。新しい源泉」には、多様な人々と共に、まだまだ発見されていない大分の魅力や課題を探し、大分、そして社会をよくしていこうという思いが込められています。
ロゴは地中から新しい源泉が吹き出す様子を表現しています。
3本の水柱は、大分大学、地元の企業・団体、富士通グループを表しています。様々な立場の人の共創により、新しい価値を生み出していく意を込めています。

● 見学者の募集:
 このような取組みを社会に開かれたものとし、共創の輪を拡げるために、2月11日(木・祝)22日(月)23日(火)に実施するフィールドワーク・アイデアソンを対象として、企業・公的団体からの見学者を「若干名」募集致します。3日間でも、いずれか1日でも可能です。見学をご希望の方は、(1)所属先、(2)連絡先、(3)簡単な応募理由を記載のうえ、下記の申し込み先へご連絡をお願い致します。後日、詳細な日程等をご案内致します。
  見学申し込み先:大分大学経済学部総務係
           Tel:097-554-7652 fax:097-554-7663
           mail:keisomu@oita-u.ac.jp

● お問い合わせ・取材申込先:
このような取り組みを社会に開かれたものとし、共創の輪を拡げるために、ぜひ取材をお願いします。
  問い合わせ先:大分大学経済学部総務係
            Tel:097-554-7652 fax:097-554-7663
            mail:keisomu@oita-u.ac.jp

● 備考:
・注1:アイデアソン(Ideathon)とは、アイデアとマラソンを組み合わせた造語で、昨今、様々な自治体、企業、団体
 が社会問題の解決策やビジネスアイデアを考えるために開催されています。
・注2: 2015年度は本取組みの第一弾として、Jリーグ大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ、富士通総研
 と連携したプロジェクトを実施しています。
・注3:本取組みは経済学部の授業の枠組みを活用し、「ソーシャルイノベーションワークショップⅡ」として実施し、
 上記の日程以外も活動を実施します。

大分大学経済学部

〒870-1192
大分県大分市旦野原700番地

TEL 097-554-7652(総務係)