緊急セミナー「プーチン体制とウクライナ侵攻」を開催、複数のメデイアが報道
2022(令和4)年3月26日(土)、ロシアのウクライナ侵攻をテーマとする大学院経済学研究科イノベーティブ経済セミナーをJ:COMホルトホール大分サテライトキャンパスおおいた講義室にてハイブリッド方式にて開催いたしました。会場、オンライン合わせて約50名の参加がありました。セミナー冒頭に、大学院委員長の宮町教授からあいさつと講師紹介があり、続いて高山 英男(こうやま ひでお)本学名誉教授から「プーチン体制とウクライナ侵攻」という演題で講演がありました。冒頭で、ウクライナ侵攻の理由およびプーチンの世界観について取り上げ、ロシアを大国として認知させるという考えが背景にあると指摘しました。続いて、ウクライナの歴史、軍事力をはじめとするウクライナとロシアのデータ比較を紹介した後、2021年7月に公開されたプーチン自身による論文内容の解説がありました。プーチン体制の枠組みと動揺、今後の展開について展望した後、日本にできることに言及して講演を終えました。講演後には、会場・オンラインの両方から、ウクライナ国内のロシア系住民の反応の変化やポーランドなど周辺国への侵攻の可能性などについて質問が寄せられました。また本学学生がSNSを使ったウクライナ支援活動を紹介しました。
本セミナーには複数のマスメディアから取材依頼があり、新聞4紙(大分合同、朝日、毎日、読売)およびテレビ(TOS)で報道されました。今後とも、対面とオンラインを上手く組み合わせながら、本セミナーを開催することで大学院研究科の有する知見を多くの皆様と共有していく予定です。